私たちが開発を進める画期的な火力発電向け燃料は、燃焼時に二酸化炭素も放射性物質も排出せず、又、燃焼灰を還元することで燃料として再資源化出来る性質もあり、喫緊の地球的課題である『脱炭素社会』と『持続可能な社会(SDGs)』に貢献するものであります。更に注目すべきは、燃料の原材料を国内で調達できる点。これによりエネルギー資源を海外に依存せざるを得ない日本の現状を好転させ、『エネルギー安保』に寄与していくものであります。
常に新しいことにチャレンジする精神を大切にしている私たち。創業の地に構える厚木研究所で天然資源から電力を生み出す燃料開発に取り組んでいます。
事業化、即ち実機での実用化へは厚木研究所での基礎研究結果を踏まえ、まずはベンチプラントと呼ばれる小規模施設での実証、続いて実機を想定した一定規模の施設となるパイロットプラントでの実証のステップが必要です。2025年にはベンチプラントを完成させ実証試験を開始予定。並行して関係各機関への協力要請など事業化への具体的作業を進めていきます。
「プラズマ発電開発事業部」のメンバーは現在20~60代の男女13名。各々の専門分野を活かして段階別の研究開発および事業推進に取り組む3チーム体制です。現在、開発のスピードアップを目指し、発電燃料の製造に関わる化学的知見を有する方、電力業界経験者、プラント開発の知見を有する方、IRRやNPVといった事業収支知見をもち新規事業の立ち上げ・推進の経験を有する方などの増員を積極的に行っているところです。
「世に新しい事業を成そうとするのだから、日々の失敗は次なるステップへの財産。失敗から学び改良していけばよし。失敗を恐れず具体的な行動を求める。」と事業部長は、部員に常に語っている。従い、当部には侃々諤々、具体的な行動こそ良しとする土壌があります。基礎研究の域から脱した今、研究者の枠を越え、各機関や企業との折衝、コスト管理など自身の成長につながる経験が出来ます。頭脳明晰、自ら道を開かんとやる気のある方を募集しています。
社会貢献性の高い事業に携わる仕事もあれば、建設・土木分野の新製 品開発や全く新しい新規事業に参加するチャンス、さらには途上国の 発展に繋がる大規模プロジェクトでグローバルに活躍する場もある― ―チャレンジの機会が豊富にあるからこそ、文系・理系、知識や技術 の有無を問わず多様な人材をお迎えいたします。